🏷️【おぶう日記】奮闘記のまとめ

 

おぶうとの最期の日々を

忘れたくなく

大切にとっておきたく

毎日、綴っていた日記のまとめです。

 

公開しようと思ったのは

闘病していた猫ちゃん飼い主さん

先輩たちのブログに

まえだ自身が何度も助けられたから。

 

猫ちゃんの様子の変化や

飼い主さんたちの選択と覚悟と

その時の心持ち。

 

検索して出てきたものはほぼ読み尽くした。

何回も読み返したブログもあった。

 

だから、おぶうとまえだの日々が

この日記を通して

同じ状況にいる誰かの

ポキっと折れそうになった時の

支えになれたら良いなと思ったので

こうして残しておきます☺️

 

あなたと愛しい小さな子との

日々がいつだって愛で包まれていますように。

 

奮闘記①

osm-anthus.hatenablog.com

 

奮闘記②

osm-anthus.hatenablog.com

 

奮闘記③

osm-anthus.hatenablog.com

 

ひとやすみ

osm-anthus.hatenablog.com

 

奮闘記④

osm-anthus.hatenablog.com

 

奮闘記⑤

osm-anthus.hatenablog.com

 

 

奮闘記⑥

osm-anthus.hatenablog.com

 

奮闘記⑦

osm-anthus.hatenablog.com

 

奮闘記⑧

osm-anthus.hatenablog.com

 

おわり

osm-anthus.hatenablog.com

 

------------------------------------------------------------------------------

🐈おぶうが使っていた酸素ハウス

www.terucom.co.jp

🐈おぶうが好きだったもの

nutro.jp

nutro.jp

www.mamacook.co.jp

🐈まえだがこっそりお水に入れていたもの

www.royalcanin.com

 

🐈流すと眠ってくれた音楽

youtu.be

🏷【おぶう日記】奮闘記⑧

 

酸素ハウス生活

激動の1週間が経ち

その後の5日間のこと。

 

もう、寝たきりだと思っていたおぶうは

少しずつ動けるようになってきていたので

ゲージを大きいサイズへ変更した。

 

寛いでくれて、何より…☺️

f:id:osm-anthus:20220907135006j:image

 

それから

毎日、電話をかけてくれた

かかりつけ医の先生が往診に来て

おぶうの体調を診てくれた。

 

ごはんを食べるようになり

うんちが溜まってきてるらしい。

 

尿毒症にはならないようにと

整腸剤だけ、打ってもらった。

 

次の日の朝にはもう

コロコロうんちを出したおぶう。

 

出るまでは、何回も

モニョモニョ落ち着きなく

動き回って、踏ん張ってた。

 

おむつしてるのに

ゲージの隅でしっかりと

うんちの体勢をとっており

可愛いなぁ…と思ってしまった。

 

朝昼夕方夜と

ごはんをあげて

おむつを替えて

お顔と身体を拭いてブラッシング。

 

それから湯たんぽを温め直して

そばに置いてあげると

おぶうはスピスピ寝ちゃう。

f:id:osm-anthus:20220910215310j:image

 

赤ちゃんだ…。

f:id:osm-anthus:20220907135601j:image

 

たまに心配になるような

乱れた呼吸になることがあっても

しばらくすると、おねんねする。


f:id:osm-anthus:20220910130347j:image

f:id:osm-anthus:20220910130350j:image

 

本当に可愛くて可愛くて

仕事中もいっぱい見ちゃうし

話かけちゃう。

 

尻尾でパタパタとお返事をしてくれたり

瞬きしてくれるのが本当に愛おしかった。

 

最期の日が近づくにつれて

ごはんを食べる量は減っていったけれど

それでも1パックは食べた。

指であげるとお口の周りを

いっぱい汚しながらも

ペロペロ一生懸命に食べる。

ジャリジャリしっとり

ぺっとりしたおぶうの舌に

毎回、可愛いなぁ…って思ってた。

 

お水もゆっくりと動いて休んで

動いてペロペロして休んでを

繰り返して、飲んでいた。

もちろん、胸毛はびっちょびちょ。

体力がなく

飲むことを諦めることもあったし

倒れそうになる時は

すかさず支えにいった。

 

おむつを履いていても

おしっこするときは

わざわざクッションにのって踏ん張ってた。

そしてそのまま、クッションで寝始める。

 

とにかくおぶうはどの瞬間も

生きることに一生懸命だった。

 

そんなおぶうのひとつひとつの動作に

凄いね!可愛いね!えらいぞ〜!

なんてこった!って毎回ほめてた。

 

おぶうの構ってちゃん精神にも

白車がかかっていて

おぶうのこと以外をしていると

鳴くこともあった。

ゲージの隣のお布団に寝転がると

わざわざ寄ってくる。

f:id:osm-anthus:20220910215555j:image

 

改めて、あなたって

甘えん坊さんなのね…と思った。

 

朝と夕方の涼しい時間帯は窓を開放した。

 

エアコンばっかりじゃ退屈よねって

外の空気を入れながら

おぶうといっしょに

景色をぼーっと眺める

時間が好きだった。

 

虫の音、風の音、季節の音

どこかへ向かう車や人の音

いつも違う空の色と雲

 

まえだにはとっても

尊くて大切な時間だったの


f:id:osm-anthus:20220910215233j:image

f:id:osm-anthus:20220910215236j:image

 

あなたはいつも

そのうち、寝てしまうんだけど。

 

点滴をストップした日から

奇跡みたいな

のほほんとした毎日を

過ごして5日目の朝。

 

とても呼吸が乱れはじめたおぶう。

 

酸素ハウスの中にも関わらず

鼻呼吸になり、ゲージの底へ

へばりつく状態になった。

 

かかりつけ医に連絡をした。

 

余命は今日1日だった。

 

それから

ふた通りの選択肢を貰った。

 

1つめは病院へ連れて行き

検査をして、それ相応の処置をしてもらうこと。

 

2つめは往診して、まだ身体の中に

残っているであろう呼吸の邪魔をする

お水を排出するために

先日、打った利尿剤をもう1度打つこと。

 

選択肢にはなかったけれど

あとはもう何もせず

苦しむおぶうを見守ること。

 

この時は何も迷わず

2つめの選択肢を選んで

往診してもらった。

 

出来ることは

何でもしてあげたかった

 

せめて、最期くらいは苦しまず

呼吸だけでも楽になって欲しかった。

 

そして、利尿剤と

吐き気止めだけを打ってもらった。

 

利尿剤が効きは始めたお昼頃には

おしっこをちょこちょこする様になり

次第に呼吸も落ち着いたおぶう。

 

良かった…。

でも、もう長くはない。

 

ごはんには全く見向きもしない。

お水だって飲むのが凄く苦しそうだった。

表情もね、引き攣っていた。

 

もう、点滴は打てないだろうと

ストップした日の顔つきと同じだった。

 

だけど、甘えん坊は健在だった。

今思うと、おぶうなりの

優しさだったのかもしれない。

 

撫でてあげるとね、

こうやってお腹を見せて

コロコロしてくれたんだよ。

f:id:osm-anthus:20220910142021j:image

 

 

そして、夜中に

また呼吸が乱れはじめたおぶう。

 

暫くして、

落ち着きを取り戻し、安心したけれど

日を跨いで、2022年9月9日の明方に

おぶうは腕の中ですぅっと眠った。

osm-anthus.hatenablog.com

 

 

🏷【おぶう日記】奮闘記⑦

 

酸素ハウス生活7日目のこと。

 

わぁ……っ

おぶうが急変してから

1週間もつか分からないと

宣告されたあの日から

1週間が経ったよ!

 

あの時のまえだはもうあなたが

隣にいないんだろうなって

思ってた未来の日だよ。

 

なんてこった…!

朝起きたら、今まで通り隣で寝てるのね

f:id:osm-anthus:20220912120302j:image

 

ほっぺがブニュってなってて

可愛い可愛いだねぇ

 

そして、今日は

そろそろお買い物へ行かなければ…。

 

通販でできる限り揃えたり

近所のスーパーへサササっと

行っていたけれど、

それでも、必要なものがちらほら出てきた。

 

寝たきりだったり

寝返りや立つことがやっとで

いつ何が起きてもおかしくない

猫ちゃんをひとりでお世話している人は

やっぱり、外出する時

このくらい不安になるだろうか…。

 

出られない酸素ハウスの中にいる分

不安も倍増…。

 

おぶうがごはんを

食べられるようになってから

できることも増えてきたけれど

それでも、もしものことを考えてしまう

 

よろけてお水をこぼしてしまうこともあるし

寝返りに失敗して、

ごつんとなってしまう時もある

急に発作がきてもおかしくない

 

こういう時に誰か頼りにできる人が

近くに居たら良いな…と思う。

 

外出中に少しだけ見てて!ってお願いしたい。

 

おぶうのお世話をしてから

いつものお買い物バッグをおぶうに見せて

スーパーへ行ってくるね!って話しかける

 

おぶうはのろまさんだけど

賢いので、まえだが持っているもので

たぶんどこへ行くか分かると思う。

 

例えば、リュックは病院なので逃げる。

買い物バッグはスーパーなので

(おぶうのおやつも買ってくることが多いから)おかえりのニャア!は盛大だった。

 

ヒヤヒヤしながら

自分に必要な物

おぶうに必要な物を

買って帰宅。

 

床ずれしない様にクッションも

買ってみたのだけど

なんとかお気に召したようで

良かった…😳

f:id:osm-anthus:20221017212506j:image

 

いつもふみふみしてた

枕と同じ柔さのものを探してみたよ

f:id:osm-anthus:20220903202242j:image

 

おぶうの好きなニュートロの

おやつとごはんも

大量に買ってきたし

食べてくれそうなものも

いくつか試しに買ってみた

 

ここ数日でとても役にたった

ペットシーツ

ウェットシート

加えて、おむつ

諸々、必要そうなものをどーんと買ってきた。

 

こんな馬鹿みたいな量を買ってきたのは

たぶん、何日先も何週間先も

何ヶ月先も生きていて欲しいって

心のどこかで願っているからだ。

 

 

有給を使って休んでいた仕事も

さすがに休み続けるわけにはいかず

お仕事に完全復帰するので

前みたく付きっきりになれない

 

おぶうの性格上、

おむつは嫌がるだろなと思い

ずっとペットシーツを使っていたけれど

おむつを履かせてね、おぶや。

f:id:osm-anthus:20220907133817j:image

 

全然、履かせる気がないね…。

 

おむつを嫌がる気配は全くなかったけれど

接触る機会、ここぞとばかりに

お腹を見せて甘えてきた。

 

だから、小窓と腕の隙間から

酸素が出ないように

腕をぐいいいっ!と

めいいっぱい入れて

沢山、モフモフ撫でた。

 

ふふ、どんな我儘も受け入れます!

 

今までは闘病中の猫ちゃんと飼い主さん

先輩たちの記録を参考にしていたけど

今は介護中のものを参考にしてる。

 

猫ちゃんのおむつは尻尾から履かせるのか…

ふむふむ

むれとかも気をつけてあげないとか…

ふむふむ

床ずれしないように、寝返りもさせてあげるのね

ふむふむ

寝たきりの子は足のマッサージとかも

するのか…といった具合で。

 

小さい頃から、

ワンちゃんも猫ちゃんも

居る生活だったけれど

ひとりで面倒を見るのはおぶうが初めて。

 

なので、分からないこと

知らないことだらけだなと

改めて、思う。

 

午後はひとりといっぴき

昼寝した。

 

とてものんびりとしていて

安心感に包まれていたよ

 

おぶうは目も瞑れるようになったねぇ

呼吸が激しくて眠れなかったあなたが

しっかり寝れるようになったんだね。

f:id:osm-anthus:20220910130036j:image

 

今まで波打っていた腹部も

穏やかになってきたので

静かすぎて逆に生きてる…!?

って焦る時もある…笑

 

この日のおぶうはすこぶる穏やかだったので、

まえだは久しぶりに湯舟にも

浸かってしまった。

 

ふぅ…。

おぶうが酸素ハウスに入ってから

もう、1週間が経ったんだ。

 

本当にまさかこんな日が

来るとは思っていなかったよ。

 

あなたは何回もお山を越えてきたね。

ありがとう。


f:id:osm-anthus:20220906085909j:image

f:id:osm-anthus:20220906085905j:image

 

存分に、猫生をくつろいで欲しい。

いーーーっぱい大好きよ!

 

 

 

 

 

 

🏷【おぶう日記】奮闘記⑥

 

 

酸素ハウス生活6日目のこと。

 

早寝早起きが苦手なまえだは

おぶうのおかげで、この数日間

とっても早起きしている。

 

朝の空を見るのが日課になってきた。

今日は柔らかい朝焼け。

f:id:osm-anthus:20220903195617j:image

 

穏やかな1日でありますようにと願う。

 

 

早朝から、おぶうはおやつを

1本むしゃむしゃ平らげた。

 

ちなみにおぶうが気に入って

食べているおやつはこちら

(猫ちゃんのおやつを探している方、

参考までに☺)

 

🐈ニュートロ とろけるシリーズ

nutro.jp

 

一昨日までは

もう自分で飲みに行く体力すらなく

立てたとしてもフラフラだったのに

お水を飲みに行くようになったおぶう

 

倒れてしまう時もあるのだけど…。

 

ネットで調べたら、シニアの猫は

高さのある器が飲みやすいらしい

お皿を工夫して桶よりも

高さのある受け皿にしてみた。

 

お昼頃、何回も寝返りをし始めたおぶう

お気に入りの場所が見つからないらしい

 

こっちにゴロ

あっちにゴロ

そうして、何回もするうちに

体力が途切れてしまったのか

息切れで呼吸がとても乱れ始めた

 

現在、レンタルしている酸素ハウスには

通常、開けておく通気口の様なものがあり

中の酸素濃度を高めたいときは

ここを閉じる。

 

息切れ具合がとても心配になったので

ここを閉じて様子を見ることにした。

 

しばらくして、少し落ち着いてきたおぶう

少しのことで不安になっちゃうな…。

 

そんなこんなで仕事を再開したまえだの

居場所をチラチラと確認してくるおぶう

f:id:osm-anthus:20220907101206j:image

 

大丈夫、ここに居ます。

 

おぶうはストーカー気質なところがあって

自分の視界に居ないと不満なのか

お風呂にもトイレにもキッチンにも

ありとあらゆる所についてきてた。


f:id:osm-anthus:20220907101734j:image

f:id:osm-anthus:20220907101737j:image

f:id:osm-anthus:20220907101925j:image

f:id:osm-anthus:20220907102025j:image

 

あなたが動けない分、まえだが

くっつき虫ストーカーになるよ

大丈夫だからね。

 

 

それにしても、ゲージの中でも

おぶうは甘えん坊ちゃんだ

むしろ、拍車がかかってる

 

とにかく目で追いかけてくる

f:id:osm-anthus:20220912115914j:image

 

今すぐムギュッとしたい〜…!

 

甘えん坊おぶやとの

大切な1日は長いようで

あっという間だ。


f:id:osm-anthus:20220907102525j:image

f:id:osm-anthus:20220907102528j:image


ここ数日間、毎晩

呼吸が乱れることがあったけど

今日は大丈夫だった。

 

本当に本当に良かった。

 

今日はゆっくり寝れそうだね

おぶう良かったね〜と声をかけながら

嬉しさと安堵と一緒に

嗚呼、この子は

もうそれすらも当たり前に

出来ないのだと痛感する。

 

寝ること

食べること

お水を飲むこと

立つこと

呼吸をすること

それすらも。

 

おぶうが生きているのを見ると

全部、吹っ飛んでいくんだけど

ふとした時に不安と焦りが近寄ってくる。

 

遠くに行ってくれないかな

病気と一緒にさ…と毎日、いっぱい思う。

 

 

 

 

 

 

🏷【おぶう日記】奮闘記⑤

 

酸素ハウス生活改め、

おぶうにいっぱいご褒美を

あげちゃおう生活5日目。

 

さぁ、

おはよう、おぶう!

お日様を浴びよう!

f:id:osm-anthus:20220901122316j:image

 

お外も見ちゃおう!

朝早く、カーテンを開けて

窓も開けちゃう。

 

それから、

ゲージの小窓から

腕を突っ込んで

おぶうの身体を拭いてあげて

もふもふを整える。

 

こんなゲージなければ

今すぐフモフしたい…。

 

仕事もずっと休むわけにはいかないので

おぶうの隣でPCを開いて始める。

 

昨日まで、から元気でヘトヘトで

真っ暗な闘病生活をしていた気がするのに

今日は何だか楽しいよ。

 

のほほんとしているおぶうと

エアコン付けっぱなしの部屋で

窓を解放して

お日様を浴びながら

隣に並んで

一緒に過ごせて最高の日だ。

 

今までと違うのは

ゲージで隔てられていることと

酸素濃縮機がとても頑張っているので

うるさいこと…。

 

昨日の午後から

嬉しいことがいっぱいだ

たぶん、毎日たくさんあった筈なのに

気づけていなかっただけなんだと思う。

日常に更なる、発見をしていかねば。

 

あ、…!

もし、愛しいペットちゃん達が

隣に居るなら、いーーーーーっぱい

ぎゅうううをしておいた方が良いよ!

あとはクンクンいっぱいしときなね!

絶対に!

 

今のまえだが唯一もどかしいと

感じているのが

このゲージのせいで

おぶうを簡単にぎゅうううっと

できないことなんだよ…。

 

匂いもいーーーっぱいかぎたい…

おぶうはすっごく良い匂いなんだよ。

もっと、いっぱいいっぱい

モフモフに埋もれておけば良かった…。

 

 

今日のおぶうは本当に気持ち良さそうだった。

腹部がトクントクン波打っているけれど

ここ数日より、全然大きくない。

 

お外を見たり

f:id:osm-anthus:20220906085308j:image

 

ずーっと日向でポケポケぷかぷかしていた。

f:id:osm-anthus:20220901162703j:image

 

まえだはその横で

ゲージ内の温度計を常にチェック

なんせ、窓辺に置いているからね…。

これが結構、難しい…。

おぶうは25°前後が居心地が良いらしい。

腹部が1番穏やかで

おぶう自身が落ち着いている。

 

よし!温度管理は任せてね。

エアコン、保冷剤、湯たんぽ、

ペットボトル、それからお日様

ありとあらゆるものを駆使するよ。

 

食欲も昨日のニュートロを皮切りに

湧いてきているらしい。

なんと、シニア用のペーストパウチを

午前中で1袋平らげた。

 

しかも、凄い勢いで食い付いてくる。

 

ただ、体力がないこともあって

フラフラでよろける。

お皿でもまだ食べられない。

 

おぶうが食べやすいように

指につけて、ペロペロの

タイミングにあわせる。

これはお互い慣れっこよ。

今まで、沢山いっしょにやってきたもんね。

 

不安定な足取りだけど

お水も自力で飲みにいくようになった。

 

それにしてもどうしちゃったんだろう?

 

お気に入りの場所に移動した途端

とても元気になってきたね?

f:id:osm-anthus:20220907101109j:image

 

このままだと1週間もつか

どうかと言われていたおぶうが

食欲を取り戻してきた。

 

食べたいもの

見たいもの

欲しいもの

なんでも言ってね

 

おぶうに話しかけたら

大好きな声で2回もお返事をしてくれた

 

おぶうの鳴き声は独特で

少ししゃがれている

だけど、高音でとっても可愛い

本当に可愛い

ギネスに載ってしまうくらい

可愛いんだ

 

お昼の穏やかさに

安心していたのも束の間

夜はまた瞳孔がひらいて

息が苦しそうだった

腹部が凄いうなっていた

 

大丈夫よ〜大丈夫よ〜おぶや〜って

ずっとそばに居た。

 

深夜、過ぎた頃に落ち着いてきた。

安心してどっと力が抜けるまえだに

またコロンとお腹を見せてくれた。

 

まえだが不安になる度に

コロンってしてくれてるんだね…。

体力がもうない殆ど無いおぶうに

そんな余計な気を使わせて

無理なんかさせちゃいけないのにな…と思った。

 

 

心臓も腎臓も肺も

まえだのは健康で丈夫だから

交換してあげたいなと毎日思う。

 

せめて、苦しい時だけでも

代われたら、良いのにね

本当に。

 

おやすみ

可愛いおぶや

優しい夢をみるんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🏷【おぶう日記】奮闘記④

 

 

酸素ハウス生活4日目のことです。

 

朝の支度をしていると

目で追いかけてくるおぶう。

 

ああ、可愛い…。

f:id:osm-anthus:20220901115652j:image

 

猫じゃらしなんかで遊ぶ時

よくそのまん丸おめめをしていたけれど


f:id:osm-anthus:20220901073916j:image

f:id:osm-anthus:20220901073919j:image

 

今回のそれはあまりよろしくない

瞳孔の開き方だね…?

顔も引き攣っている。

 

案の定、数時間後には

ぐったりとしてしまった。

 

半開きの瞳は朦朧としていたし

手足に力が入らなくて

身体を支えられず、

ゲージの底にへばりついていた。

f:id:osm-anthus:20220901073539j:image

 

先生と電話で相談して皮下点滴と

注射をストップした。

 

少し怖かった。

治療をストップしたその先が。

 

でも、ぷしゅ〜…ってなった。
 
今まで、頑張らせ過ぎちゃったね。
まえだが病気に負けないでって
思う程、あなたは優しい子だから
ここまで来てくれたのね。
 
この瞬間から、おぶうの看病の時間が
おぶうへのご褒美をあげる時間になった。
 
おぶうの大好きなところに
連れて行ってあげよう。
 
あなたは朝もお昼も夜も
そこでぐ〜たらしていたからね。


f:id:osm-anthus:20220901115825j:image

f:id:osm-anthus:20220901115828j:image

f:id:osm-anthus:20220901115831j:image


ゲージが大きくて
お気に入りの椅子には
乗せられない。
 
かと言って床に置いたところで
きっと、おぶうの見ていた景色と違う。
 
考えて考えて、ちゃぶ台の上に
乗せればいいじゃん!と思って
お引越しを開始。
 
最初はびっくりしてキョロキョロしていたけど
すぐに落ち着いて凛々しい顔になった。
 

開ききっていた瞳孔も

普段の瞳に戻ってきた。


f:id:osm-anthus:20220901115922j:image

f:id:osm-anthus:20220901115925j:image

 

なんだか、懐かしさもありつつ
新たな生活の始まりみたいで
清々しい。
 
もう、6日間ろくに
ご飯を食べていないおぶう。
 
チュールみたいなタイプは

元々、好きじゃないけれど
試しにニュートロの

とろけるシリーズを
指であげてみたら
すごい勢いで食べはじめた。
 
しかも、2本目まで食べた。
 
あなたさっきまで
死にかけていたじゃないの…って
びっくりしてしまったけど
それ以上にとても嬉しかったよ。
 
今年、1番かもしれない。
 
それから、少し目を離した隙にこれだ。


f:id:osm-anthus:20220901120025j:image

f:id:osm-anthus:20220901120028j:image


水の入った桶にお尻を突っ込んでいた。
水がびしゃあああってゲージから
溢れていて、ちゃぶ台もびっちょびちょ。
 
当の本人は全く気にしていなくて
またまた懐かしいのろまで
マイペースなおぶうを見られて
凄く嬉しかった。
 

おぶうのお尻をタオルでふいて

大惨事の現場を片したあとは

おぶうとのんびり日向ぼっこをした。
 


でも、その深夜
いつもの様にゲージを開けて

おしっこが付いた

シーツを変えていたら

おぶうの呼吸が急速に乱れた。
慌ててゲージを密閉して見護る。
 
だけど、どんどん悪化していき
目がもう逝っていた。
 
駄目だと思って

ゲージの小窓から腕を突っ込んで
酸素が出ているポンプの真下まで
おぶうをずらして
ひたすら、声をかけて撫でた。
 
凄い長い時間そうしていた気がする。
 
だんだん、整ってきて
びくん!とおめめが戻ってきた。
 
さっきまではもう中身のない
だけど、激しく動くヘナヘナの
ぬいぐるみみたいになっていたおぶうに
段々、力が戻ってきて、硬直していた

おててとおあしが動くようになった。
 
おぶうが整ってきたのを確かめて
支えていた腕を抜き
また、ゲージを密閉した。
 

まえだの不注意だ

辛い思いをさせて

本当にごめんよ

 

もうあんな風に

ゲージは開けられない

これからは小窓から

今まで以上に迅速に

中を整えてあげないと。

 

大反省しているまえだを

おぶうは何ですか?っていう

ケロッとしたお顔で見てた。

 

あなたさっきまで、

瀕死だったのよ…。

 

リラックスし始めた

おぶうを確認して

すごく力が抜けてしまった。

 

まえだだけが常に何かに焦っていたよ。

 

おやすみ、可愛いおぶう。

また明日

📒おぶうに会いたあああい!

 

あんまり

しっくりくる言葉ではないのだけど

巷でいうペットロス。

 

最愛の子が日常から

居なくなってしまったのだから

こんなのなるに決まってる…!

 

おぶうの火葬が終わったあとは

酸素ハウスからいつか出てこられるかも!って

思って片付けられなかったトイレや

おぶうが使っていたものを整理整頓した。

もう、薬も発作止めも必要ない。

たんまり用意していたおやつやごはんも。

 

え、…なにこれ…

めちゃんこ寂しい

グレちゃうくらい寂しい!

f:id:osm-anthus:20221007192447j:image

 

おそらく

みんなが想像している以上に

まえだは絶望していたよ。

 

今年はいろいろあって

だからこそ

おぶうだけは

絶対に幸せにするぞ!って

頑張ってこられたのに

その頑張る理由さえも

無くなってしまった。

 

今年は何で大切なものばかり

なくなっちゃうんだ…って

途方に暮れていたんだよ。

 

会いたいし

触りたいし

過去が愛おしい

 

だけど、寂しい…って感じた時

おぶうがくれたものは

こんな哀しいものじゃないな思う。

 

無償の愛と

尊い日々

 

 

まえだはおぶうの写真や動画を

たんまり持っているんだよ。

 

かっわいいね〜!こっち向いて〜!

なんだ!その格好は!可愛い!って

いつも、ポヤポヤ大天使おぶうを撮ってた。

 

だから、おぶうと過ごしてきた日々を

いつでも振り返ることができる。

 

可愛い〜とっても可愛い

世界一可愛い〜って

和むことができる。

 

ほら、見て

お気に入りのお椅子で

おねんねしてるだけなのに可愛い。


f:id:osm-anthus:20220921095825j:image

f:id:osm-anthus:20220921095823j:image

 

ぺちゃんこなお顔も

くにゅんとなってるてあしも。

モフモフのおからだも。

全部、可愛い可愛いなんだ…。

 

 

おぶうが眠ってから

めげそうな瞬間が

数えきれないほどあったけれど

その度におぶうの呼吸を思い出した。

 

最期まで生きようとしていた呼吸を

 

だから、大丈夫。

これから先、何があっても

簡単にポキッと折れない気がする。

というか、折れられない。

 

腕の中でもう声が出ないのに

お返事をしてくれようとしたおぶう

もう、大丈夫だよって伝えたら

瞳から、すっと光が消えてく瞬間を

魂が抜けていくその瞬間の静けさを

今でも鮮明に覚えている。

 

たぶん、折れそうになる度に

一生懸命生きようとした小さなおぶうと

あの日のお別れを思い出すんだと思う。

 

 

最期まで尽くすことができたからか

悔いなく送ることができたからか

お別れと約束をちゃんとできたからか

病気から解放してあげることが

やっとできたからか

少しホッとしている気持ちもある。

 

いやいや

ふとした時に泣いてしまうよ

ぶわわあああっと!

 

朝1番に起こしてくれないし

お天気が良いのに

特等席で日向ぼっこしていないし

帰宅しても、おかえり!って

駆けつけて来ないし

おやすみの枕ふみふみもなし。

何でこのタイミングで!?って

うんちする子が居ない。

部屋のどこを見渡しても

ストーカーさんが見当たらない。

 

いつも一緒に居た子が

触れられるところには

もう居ないってことを

日常の中で何回も痛感するんだよ。

 

でも、またいつか会いたいんだ

 

だから、おぶうに会えた時

楽しいお話がいっぱいできるように

まえだは歩いていかないと!

 

でも、いやだなぁ…

 

なんで、置いてくのよ

おぶうのあんぽんたん〜…

ムギュッとしたいよ〜…!

の繰り返し。

 

今は我慢我慢…。

 

もうね、おぶうロスなんて

克服出来るわけがないと思う。

よくいう時間が解決してくれるなんて

無いと思うよ。

 

なので、開き直ることにした。

 

寂しいもんは寂しいので

別に克服できなくても良いやって

 

とっても可愛いおぶうのことも

一緒に過ごした尊い時間も

いつだって何回だって振り返ろっと。

 

まえだみたいに

いつか会いたい子が居る人

たくさん居ると思うので

一緒に振り返って

可愛い子ちゃん達の

惚気話をこれからも

いっぱいしませんか…!

 

何人かのフォロワーさんが

教えてくださったのですが

その子を思い出す度に

その子の周りにはお花が咲くそうです。

 

こりゃ、その子のあたり一面

お花畑になっちゃいますね!

 

大天使ちゃんなのでは…!

是非とも、目に収めたい…。

 

 

ではでは、そういうことなので

早速、惚気ますね。

 

これは何故か

片足がピョコッと

上がっちゃってるおぶうです。


f:id:osm-anthus:20221009205123j:image

f:id:osm-anthus:20221009205126j:image

 

これは頭突きしてくるおぶう。


f:id:osm-anthus:20221009205420j:image

f:id:osm-anthus:20221009205417j:image

f:id:osm-anthus:20221009205413j:image

f:id:osm-anthus:20221009205424j:image

 

可愛いでしょ…🤭

 

みんなも自慢の可愛い子の

お話やお写真を良かったら

ぜひぜひ聞かせてくださいね

見せてくださいね!

 

まえだはとっても癒されます☺️