🏷【おぶう日記】奮闘記②

 

やっほ〜だいぶヘトヘトなまえだだよ

でも、まだ大丈夫…!

 

みんなリプやDMを送ってくれて

本当にありがとう。

 

今、同じ様に奮闘真っ最中の方や

ずっとこのアカウントを見てくれていた人

最近、おぶうとまえだを知ってくれた人

既に奮闘を終えて応援してくれる人

中には獣医さんや看護師さんも居て

びっくりしている…。

 

そして何より、みんなもの凄い長文で

送ってくれるんだ、これが。

 

それから、優しさがたくさん詰まっている。

ひとつひとつ読んでボロボロと泣いてしまう。

 

最近、涙腺が壊れているのはおぶうと

優し過ぎるみんなのせいだと思う。

 

本当はいただいた全てにお礼のメッセージを

送りたいのだけど、返せなくてごめんなさい。

でも、全部ちゃんと読んでいます。

 

そして、まえだの心を

支えてくれる糧になっています。

おぶうをお世話する上での

アドバイスに助けられています。

 

ありがとう。

ちゃんと伝わって〜…!

 

 

そして、今回はおぶうの体調が急変して

病院の酸素室に初めて入った日の

その夜のことから綴っていこうと思います。

🏷【おぶう日記】奮闘記 - Weekend Citron

 

病院から帰宅した後は

部屋の隅でぐったりしていたおぶう。

 

まえだが寝る時は

苦しいくせに

ベッドの隣の椅子に

ヨロヨロとよじ登って

いつもの様に隣にいてくれた。

 


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それから、呼吸が苦しくなると

部屋の隅へ行きぐったりとする。

少し息が整ったら

また椅子によじ登ってくる。

 

そんなことを繰り返す一晩だった。

 

 

次の日の朝、おぶうはもう立てなかった。

口呼吸になって、酸素ハウスが届くまでの

待ち時間が惜しい…

病院へ今すぐ連れていこうというところで

何とか酸素ハウスが届いた。

 

契約書類やら説明を聞く前に

マスクだけでもすぐ貸してくれますか!?

ってお願いしたら、作業員さんがすぐに

こうやって使ってください!っと渡してくれた。

慌てて、倒れているおぶうに

マスクを当てている間

その方は素早くゲージも組み立ててくれた。

 


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おぶうは何とか、座れるまで回復した。

 

嗚呼…本当に間に合って良かった。

作業員さんありがとう。

 

初めてのゲージの中。

最初は開けろと催促して

トイレに自力で向かっていた。

お気に入りのあの椅子にも乗ろうとした。

キャットタワーにだって乗ろうとしていたけど

もう体力がなくてふらふらで乗れなかった。

 

呼吸の具合を見て

抱っこして乗せてあげるけど

直ぐにぐったりしてしまうので

その度にゲージに戻す。

 

抱っこする度に脆さと小ささを実感する。

力を入れたら壊れちゃいそうだった。

 

 

酸素ハウス生活の2日目。

 

有給を出し惜しみなく使っているので

おぶうとは常に一緒にいる。

 

もう、ゲージから出せとはいってこない。

おしっこは漏らしている。

オムツを着けようか迷ったけれど

長毛で綺麗好きで神経質なおぶうは

きっと嫌がるだろうから

ペットシーツをひいて

漏らす度に変えてあげることにした。

 

そのサイクルにすぐ慣れたおぶうは

おしっこを漏らすと教えてくれる。

 

お水はお気に入りのこの洗面器で飲んでいる。

よく、お風呂までやって来て

飲ませろとアピールしてきたやつ。

これ以外だと飲んでくれないの…笑

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ごはんは数日間食べていなかったけれど

ニュートロのそぼろを指であげると

ペロペロ舐めてくれた。

微々たる量だけど、それでも良かった。

 

毎日を大切に過ごす!っていうのが

今ではこの瞬間が最後かもしれない

って気持ちで過ごしている。

 

でも、その反面

たくさん泣いてしまう。

 

そうしたら、久しぶりにゴロンと

お腹を見せてくれた。

 

本当に本当に久しぶりで

あなたにそんな体力ないでしょうに…って

もっと泣いてしまったよ。


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腕に足蹴りカミカミぺろぺろ。

おぶうは本当にいつだって優しく包んでくれる。

ありがとう、だいすきよ。

 

 

ここ数日は毎日、病院へ通っている。

 

だけど、脱水症状を

和らげてくれる皮下点滴が

おぶうの身体の中に溜まるお水の

原因に少なからずなってきた。

 

おぶうを助けてくれていたのに

今はおぶうの呼吸の邪魔をしている。

 

脱水症状も呼吸困難からも

守ってあげたいのになぁ…。

 

命ってとても重い。

重く重くて複雑で。

 

ここまで沢山、迷ってきた。

 

即断即決ができないまえだに

獣医さんも看護師さんも困ってたと思う。

迷ってばかりのまえだにおぶうは

呆れちゃってたと思う。

ごめんなさい。ごめんね。

それからありがとう。

 

悩みに悩んで、決めたのは

もう悲しまずクヨクヨせず

最初から覚悟していた通り

まえだにできることは何でもしてあげること

 

お漏らししても大丈夫

すぐに綺麗にしてあげる

毛繕いできなくても大丈夫

毎日、いっぱいとかして

立派なモフモフに仕立ててあげる

お口だってめやにだって

手際よくささっとふいてあげるよ

 

ゲージの中はつまらないと思う

だから、いっぱいお話しようね

寒くない?暑くない?

今日はいいお天気だね

お腹は空いてる?

お水飲めたね!

快適な酸素ハウス生活をお届けするよ

 

強制給餌はしない

この先は成り行きに任せるよ

 

迷っていた治療も

できる限り続けようと思う

必要が無くなったら

おぶうがもう要らないよって

教えてくれると思う

現に今の身体の中はその合図かもね

ここからはもっと慎重に素早く

あなたの声を聞かないと

 

闘病生活は末期に

近づくに連れて本当に辛い。

想像以上だった。

辛いなんかで言い表せない。

 

今、おぶうとまえだと

同じ様に奮闘している方は

大切な子へ向ける愛情を

いつだってどんな時だって

思い出してほしいよ。

 

迷った時の答えは絶対にそこにあるから。

 

ここまで来て

やっと気づけたことを

お裾分けするね☺️

 

 

それにしても支離滅裂な上に

長い文になってしまった。

 

おぶうのことが心配で

眠れない夜が

とてつもなく長くて遠くて

寝ることを諦めて

何をしようかなぁ…と思い立って

こうやって文にしてみたよ。

 

どこかの困っている誰かに届くといいなぁ。

それから未来のまえだが

おぶうと過ごした日々を

忘れないように残しておこうと思う。

 

おまけ

これは出会った頃の可愛いおぶう☁️

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